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2018.10.09

目指すは連続企業家! スマートメディア代表取締役【成井五久実さん】お仕事インタビュー

スマートメディア 代表取締役社長 成井五久実さんにインタビュー。起業してからわずか1年で3億円で企業売却に成功し、スマートメディアの社長に就任した現在にいたるまで、そして生涯企業し続けたいという夢まで伺いました。

【成井五久実】さんインタビュー

自分の人生をストーリーに

起業してからわずか1年、29歳で3億円で企業売却に成功。「最年少29歳で最高額3億円」というキャッチーな記録が話題を呼び、ウェブメディア界の新たな寵児として注目されている成井さん。

成井五久実さん

親会社である(株)ベクトルの本社内のラウンジで。「とても気持ちのいい空間なので、ここでデスクワークをすることも」

「学生時代からずっと、20代で起業をすることは決めていました。新卒で(株)ディー・エヌ・エー(DeNA)に入社して、トレンダーズ(株)に転職。そのふたつの会社で、営業やPR、マーケティングなどさまざまな仕事を経験させていただいて、28歳のときに、『大人の男の1分マガジン』、(株)JIONというウェブメディアを運営する会社をつくりました」(成井五久実さん)

社員は成井さんを含めて5名、全員女性。営業、編集2名ずつで、成井さんはそのどちらも担当。営業に行っては広告を取り、編集記事を自ら書いた。

「念願だった『20代で起業』は果たしたものの、当然、利益を出すのは簡単なことではありません。会社の運営資金が本当に残りわずかになってしまい『もうダメかも』と思ったこともありました(笑)」

それでも、それまでに培った経験と持ち前のビジネスの才能を発揮し、会社設立からたったの5か月で黒字化を達成した。そして『JION』をさらに大きなメディア会社に成長させるため、事業シナジーが見込める、総合PR会社(株)ベクトルに会社を買却し、成井さんは3億円を手に入れた。

「とはいえ、税金もたくさんお支払いしましたし、3億円儲けた! というわけではないんです(笑)」

デスクはフリーアドレス

オフィス内のデスクはフリーアドレス。「社長室なんてありません(笑)」

社長に就任することで、新たな目標が生まれた

M&A後も、(株)JIONのCEOとしての立場は変わらず、会社を育て続けてきた成井さんだが、今年の7月に大きな転換期を迎えた。『JION』のほか、『OPENERS』など、(株)ベクトルが展開するウェブメディアを統合し設立された新会社、(株)スマートメディアの社長に就任したのだ。

「(株)スマートメディアは、新世代のコンテンツをつくるメディアプラットフォームカンパニー。日常でなにげなくスマホで見る、ファッション、ライフスタイル、恋愛、カルチャーなどの情報を配信する、あらゆるメディアを運営していきます」

しかしこれは成井さんにとって、想定外の展開だった。

「M&A後1年間は会社にとどまるという契約なので、契約終了後はまったく違う事業を始めようかなって思っていました。20代で事業売却を経験したので、次は、『起業から最短でIPO(新規公開株式)』という挑戦をしてみたい。それが私が描いていた人生のストーリーなので」

悩んだ末、その夢を、(株)スマートメディアで実現させると決断した。

「今までは私を入れて5人の小さな会社だったのが、従業員数が約10倍になって年商で2桁億に挑戦していく――起業家としてはすごい挑戦です」

紀伊国屋書店

成井さんの著書の大きなポスターが飾られていた新宿の紀伊国屋書店に、担当編集者と手描きのポップを届ける。「こうして本屋さんに自分の本が平積みにされているなんて夢のようです」

会議の雰囲気

会議の雰囲気は和やかで明るく、それぞれが自分の仕事を楽しんでいることが伝わってくる。

自分がやりたいことを全力で楽しくやりきりたい

これから始まる挑戦に、「わくわくしています!」と目をキラキラと輝かせる。

「5人だった社員が50人になったら、どんな大きな夢が描けるのだろうって」

しかし当然、責任も10倍。いやそれ以上に?

「そ、そうですよね(笑)。でも、人生は常に挑戦。これは私の初めての著書『ダメOLの私が起業して1年で3億円手に入れた方法』でも書いたのですが、身の丈に合わない環境に身を置いて、自分の実力を伸ばす。そうやって少しの背伸びを繰り返しながら夢を形にしてきましたし、もちろんこれからもそうしていくつもりです。働き方改革により、仕事の内容や、挑戦する目標の大きさも自分で決められる世の中で、最大限大きな夢を掲げて進んでいきたいと思っています」

成井さんの「最大限大きな夢」は、具体的には「連続起業家」になることだ。

「次はパートナーと、その次は子供と。そしてその次は孫と――というふうに、生涯起業し続けていけたらいいな。夢は社会のニーズから探すんじゃなくて、まずは自分がやりたいこと、興味があることを全力で楽しくやりきる。それをみんなが面白がってくれて、結果大きなムーブメントになっていくと思うんです。そうして、私の挑戦がだれかの力になる。そんな『自分の人生がストーリーになるような生き方』をしていきたいですね」

Grons9月号「仕事を楽しむ、自分を楽しむ」より
撮影/前 康輔 デザイン/スズキのデザイン 構成/岡村佳代
再構成/Grons.info編集部

なるい いくみ

1987年、福島県生まれ。2006年、東京女子大学文理学部心理学科に入学。2010年、同大学を卒業後(株)ディー・エヌ・エー(DeNA)に入社。広告ビジネス部で営業を経験。2013年、トレンダーズ(株)に転職し、100社以上のPR、女性マーケティングを担当する。2016年、同社退職後、(株)JIONを設立。2017年、3億円で企業売却。現在は(株)ベクトルグループ傘下で同社の社長を務めながら、女性起業家を支援する活動や講演など、多岐にわたって活躍中。

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