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2018.12.18

不妊治療の名医が説く妊活サプリ選び「本当に必要な栄養素は、葉酸とビタミンD!」

婦人科系の悩みをテーマとした不妊治療の名医・杉山力一医師によるカラダの不調解決コラム。

医師 杉山力一

妊活サプリ選びの注意点や妊活中に本当に必要にな栄養素

妊活中の栄養バランスをサポートしてくれるのが「妊活サプリ」。

サプリには様々な効果を発揮してくれる栄養がギュッと詰まっていて、手軽に体質改善ができると多くのベビ待ち中の方が愛用しています。

サプリ
(c)Shutterstock.com

しかし、ネットの情報があふれかえっており、どれを選べばいいの? と迷われているかたも多いのではないでしょうか。

そこで今回は、妊活サプリ選びの注意点や妊活中に本当に必要にな栄養素についてご紹介していきます。

■本当に必要な栄養素は…?

妊活サプリでよく聞く栄養素は葉酸やビタミンC、D、Eなどの栄養素が配合されていることが多く、そのほかにも“妊活に役立つ”としてアミノ酸やミネラルを配合しているサプリメントもあります。

ビタミンCやEも血流の促進作用があるなど、その他の栄養素も健康の面を考えると、普段から不足しているという人には良いかもしれません。

しかし、実は医学的に十分な根拠があるのは、『葉酸』と『ビタミンD』だけなのです。

妊活中に本当に大事な栄養素『葉酸』と『ビタミンD』について、それぞれどんな効果があるのかを見ていきましょう。

■赤ちゃんの健康のために「葉酸」を

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(c)Shutterstock.com

葉酸は「健康な赤ちゃんを産むために欠かせない栄養素」として世界中で知られています。

葉酸は特に妊娠12週までは不足しないように気をつけなければならないといわれています。妊娠12週までの胎児は、脳や脊髄などを作る大事な時期。そんな時期に葉酸が不足してしまうと胎児の先天的な疾患のリスクが高まってしまうとされています。

妊娠初期の間は授かっているのか分かりづらい時期でもありますので、元気な赤ちゃんを産むために妊活中から継続して摂取するのが望ましいのです。

そんな葉酸は野菜や果物に多く含まれていますが、水溶性で水に溶けだしやすく熱にも弱いため調理中にかなりの量を失ってしまうということが分かっています。そのため、厚生労働省では1日0.4mgをサプリメントで補うことを勧めています。

■「授かりやすくするため」のビタミンD

ビタミンD
(c)Shutterstock.com

ビタミンDは「授かりやすくする」ために妊活中に摂りたい栄養素です。ビタミンDには卵子を成熟させたり着床をサポートしたりという働きがあります。これが不足してしまうと、排卵障害が起こってしまう可能性が指摘されています。

日本人の妊娠を望む世代の女性にはビタミンDが不足している人が多いのです。

ビタミンDは魚介類や卵に多く含まれているため、偏った食生活だと十分に摂取できなくなってしまいます。また、ビタミンDは日光を浴びることでも生成されますが、紫外線対策の影響などから、十分に生成できていない人も少なくないようです。

とはいえ、ビタミンDは不足している、という自覚症状が無いため自分では判断できませんよね。当院では、ビタミンDが不足していないか検査して、不足している方に処方しています。気になる方は一度検査されてみてはいかがでしょうか。

■あなたに必要なモノを必要な分だけ! 適切な摂取を

妊活サプリにはたくさんの栄養素が配合されているものが多いですが、実は医学的な根拠もなく「体に良さそうだから」「売れそうだから」などの理由で配合されているものもあります。

妊活サプリは栄養補助食品なので「体質のせいで飲めない」ということは基本的にありませんが、本当にとるべき、不足している要素はなにか、を見極めることが大切です。

今はネットなどで様々なサプリを入手できますが、検査して不足している栄養素を確認したり、医師と相談したりして、サプリメントを選ぶようにすることもひとつの手段としてお勧めします。

医師 杉山力一

杉山産婦人科院長。不妊治療の名医。日本における生み分け法の権威・杉山四郎医師の孫。東京医科大学産科婦人科医局では不妊治療・体外受精を専門に研究。その後、1999年より杉山産婦人科勤務。監修する女性向けアプリ「」では、独自ロジックにより、アプリでの問診で自身の情報を入力することで、これまでにない高い精度での生理日・排卵日予測を実現。不安定な生理周期にも対応した適切なアドバイスや、妊活に関する情報まで、個々の身体の状態にフィットした「あなただけの/あなたのための/今欲しい情報」を発信中。

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